お悩み

悩める女性ライダー集まれ!バイク女子のお悩み10選

女性ライダーの憂鬱

女性がバイクに乗るとなると、なにかと風当たりがあるもの。

たとえば私は手が小さすぎて合う冬用グローブがない…良いと思ったバイクウェアはだいたいメンズサイズしかない…とか。

みんなはどんな悩みがあるんだろうと思い、私のインスタグラムの方でアンケートをとってみたら思ったより反響がり、たくさんの嘆きの声が届いたのでここで紹介させていただきます!

化粧が消える

これはフルフェイスヘルメットをかぶっていれば宿命のようなものですね。

ジェットヘルメットでもほっぺたの化粧は多少落ちますがフルフェイスの比ではないですね…

私もフルフェイスでロングツーリングに行ってきたらチークパッドがファンデーションで白くなってます…

特に眉毛が消えるというメッセージがダントツで多かったです。

被る角度によってはちょうど眉毛の上らへんにおでこのパッドがくる方もいるのでしょうか。

解決策1:眉毛ティントをしてみる

眉毛が消える解決策として、眉毛ティントはいかがでしょうか?

以前化粧ができない仕事をしていた時にかなり重宝した代物で、マニキュアみたいな液体を眉毛に塗って何時間かしたら剥がすと色がのって、1週間ぐらいキープできるというものです。

汗かいてもとれないので眉毛が消えることはないはず!

使ってたものの品番がもうどこにも見当たらなかったので似たようなもののAmazonのリンク貼っておきますね…!

解決策2:フェイスガードをしてみる

これは私の対策方法なのですが、耳にマスクみたいにひっかけて使用するマスクの首まであるバージョンみたいなフェイスガードというものがAmazonで1000円くらいで売ってます。

これをつけるとほっぺたがカバーされているのでヘルメットを脱ぎ着する時にファンデーションがつくことがなくなりました。

速乾性のある素材感なので冬場は結露を防げますし、首周りが暖かいし。夏場は首周りの日焼けを防げます。

これはほんとおすすめです!

髪の毛がぺたんこになる

髪の毛ねぇ〜これはもう私帽子持参で諦めてます。でもまだマシになるかもと思う解決策があるので一応紹介しますね!

以前使ってたKabutoのヘルメットは後頭部がうにょうにょに波打っていたので、もしかしたらヘルメットによって髪の毛のぺったんこ具合は変わるかもしれません。

解決策:こまめに分け目を変えて被り直す

コンビニとか立ち寄って一旦ヘルメットを脱ぐ時にさっきとは違う分け目で被り直します。

ただ、ヘルメット内の環境がなんか落ち着かなくて結局いつもオールバッグにしてヘルメット被ってるんですけどね…

乗れるバイクが少ない

これも激しく同意しますね。

私は今レブルに乗っていますが、レブルを選んだ理由は足つきが良くて自分でコントロールできそうだから。でした。

よく自分でバイクを起こせない、コントロールできない女性ライダーに対して姫ライダーと揶揄されることがありますが、自分が乗りたいバイクがあるのに「身の丈にあったバイクに乗れ」と心無い言葉を言われてしまうというのは悲しいですよね…

バイクは私たちに合わせてくれませんから…私たちが合わせるにも限界がありますから…

私も以前オフロードバイクに乗った時に他の人が乗っていたかっこいい2ストのバイクに乗ったら全く足がつかなくて、Nから1速に入れられず…発進に3分くらいかかりました…大変でした。

これに関しては解決策はないのですが、いきなり大きなバイクに乗らず、ちょっとずつ車体をステップアップさせるのが怪我や事故のリスクは下がるかなぁと思います。

私はそのつもりでレブル250を買いました。

でもその後買った2台目のバイクは125ccの小さいバイクですが。笑

女性サイズが少ない

これはもうバイク人口が男性が多い時点でしょうがないですよねー…

マーケットが小さいので大きい企業はそこにお金をかけるメリットがあまりないですから…

そもそもサイズ感を男性、女性で分けなくてもいいよ…とも思ったりします。

メンズのXSを作ってくれるだけでいいんだぞ!と私は思います。

バイクウェアのデザインが女性らしすぎる

バイク屋さんに行くといつも思う。

なぜ女性サイズのバイクウェアはくびれているのか?笑

まあ、峰不二子のおかげで全身タイトなレザーで走るスタイル良い女の人に憧れるのはまあ理解します。笑

最近はそうでもないデザインも増えてきましたが、どうも、ピンとこないのは私だけではないはず。

そういう女性らしいシルエットがいい方はもちろん多いと思います。

だから売られているんだとも思います。

いや、胸部プロテクターそんなに胸に空間もたせなくてm…

あ、失礼しました、個人の嘆きがポロリと出てしまいました。

プロテクターを入れられるウェアが少ない

これね!そう思います!しかも自分の好みに合うものがなかったので、なんと私、

自分で私服にポケットくっつけて作りました。笑

タイでバイクで走る時にプロテクターが欲しいと思ったのでナイトマーケットで見つけたベストに、ローカルな服屋さんにポケットつけて〜と頼んでやってもらいました。

これに関してはまた別の記事で紹介したいと思います。

ネイルを長くするとグローブが痛い

すいません、私爪を長くしたことがない人間でして…

ネイルが長い状態で合うサイズ感でグローブを買うと…いい感じになるんですかね?

…となると、手が小さすぎてグローブの指先が余る私からしたら、

もしかしたら爪伸ばしたら解決する…?

グローブのサイズが合わない

上の話の続きになりますが、このお悩みもかなり多かったです。

かくいう私もこのグローブ問題に悩まされている人間の一人です。

手が小さすぎてレディースのXSでも指が余ってしまいます。

夏はどうとでもなるんですが、冬になった時に指先が余っていると、スマホ対応のグローブなのにスマホが反応しない、ウインカーが操作しづらい、必要以上の握力を使ってしまう…

XSを作ってくれるのはありがたいですほんとに。…ですが、なぜ…なぜ?

指の太さも細くするのですか?笑

というクローブによく出会います。笑

ダイエットで指を痩せさせるのは無理じゃ…

解決策1:インナーグローブを手袋の中に仕込む

最終的に私が行き着いたのはこの方法です。

RSタイチのインナーグローブをGOLDWINの春夏用グローブの下に仕込んで運転しています。

冬用のグローブの中にインナーグローブを使うならもしかしたらちょっと良いゴム手袋を仕込むのはどうだろうか…とも思います。

解決策2:オーダーメイドグローブを頼む

香川県は手袋の生産で有名らしく、いろいろな手袋屋さんがあります。

その中でいくつかバイク用のグローブを3万円くらいから承ってくれるお店などがありました。

お値段的に一歩踏み出せず、情報収集しただけですが…参考までに。

▶️屋島工房

▶️CACAZAN

▶️香三堂

乗る日に生理が被ると辛い

これはねぇぇ〜避けられないですよねぇぇ〜

特に男性と走ってたら言い出しにくい部分ありますよね。

バイクの振動が生理痛を助長してるんじゃないかと思う時もありますね。笑

人によって生理の辛さはそれぞれですが、無理しないように…

辛い時は休んでくださいね。

準備に時間がかかる

バイクに乗り始めた時、家を出て発進するまで20分かかってました。笑

念入りな2重ロックを外し、カバーを外し、目的地を携帯で設定して…ヘルメットしてグローブして駐輪場からとろとろバイク出して…

今や5分かからずに出れるようになりましたがバイクは発進するまでにやらなきゃいけないことが多いですよね…バイクによっては暖気も必要になりますし。

準備がめんどくさいからといって軽装で出るのはやめましょうね!

安全第一ッ!時間かかっても準備は念入りに!

(熱量高め)まとめ

バイク人口の男女比は8:2で圧倒的に男性が多いです。

年代別に見ると男性は50代が40%、女性は40代の35%で最も多く、ただでさえバイク人口が海外に比べるとそんなに多くない日本ですから、日本のバイクウェアを扱う会社のメインターゲットが50代男性になっていくのは仕方がないとは思います。

でも良いバイクウェアがないからと、安全性の低いウェアを着て、事故が起こった時に自分の身を守れない若いライダーが出てきてしまうのは心苦しい。

バイクは性別年齢問わず楽しめるべきものであってほしい。

大企業がなかなか手をつけられないニッチな市場に届くように、私かぜぱ、

ジェンダーニュートラルなバイクギアを作るためにタイで動いております。

ライダーが事故で命を落とすようなニュースは聞きたくない。

「バイクウェアはダサいから着たくない」ではなく「かっこいいからこのバイクウェアを着たい」もしくは「私服におしゃれなバイクウェアをプラス1で着れる」

そんなバイクギアを作りたいと思っています。

なぜなら自分が着たいから。

私も既製品のバイクウェアが合わない人間の一人です。

ニッチ市場の中にいるライダーの一人です。

話を聞くと同じ悩みを持つライダーがたくさんいて、私たちにとって安全性は永遠の課題です。

私が動くことによって助けられるライダーが1人でもいるならば、同じバイクを愛する仲間の命を守れるならば利益がたくさんなくてもいいです。

まだ準備中なので発表はできませんが、密かに応援していただけると幸いです。

なんならこういうやつ作って欲しい!というアイデアがあればどしどし教えて欲しいです。

バイクを愛するニッチ市場の同士たちよ!立ち上がるぞォォォ!!

ABOUT ME
KAZEPA
1994年名古屋生まれ横浜育ち大阪在住。 3歳からダンスと共に育ち、中高バレーボール部、大学は体育学部でアクティブに過ごす。デザインしたり映像制作したりキックボクシングしたり、とにかく多趣味。 将来の目標はかっこいいババァになること。