こんにちは!
2ヶ月前適応障害と診断され、2ヶ月ぼーっとしていました。かぜぱです
クソほど休んで復活しました。
適応障害を公表した時に温かいメッセージをくださった方、本当にありがとうございました。皆様のお陰で孤独を感じながらも大丈夫だと思えました。
会社は9月末付けで退職したので、晴れて無職です。
適応障害の原因は環境によるものなので、辛さや期間は人によるとは思うのですが、今辛い思いをしている人がもしこの記事を読んでくれているとしたら、大丈夫だよ。ということをとにかく伝えたくて、パソコンと向き合っています。
体調の変化を感じ始めてから、復活するまで、心境も含めて振り返っていこうと思います。
診断1ヶ月前
正直辛かったのは診断される前の1ヶ月と診断後最初の1ヶ月でした。
私の適応障害の原因は仕事と自分です。
簡単にいうと、忙しすぎて睡眠が疎かになり、そのくせ休日も忙しくしてました。
休日はとにかくバイクで出かけたり、アクティブに過ごしていました。
どれだけ平日大変でも、バイクに乗れる元気があれば大丈夫だと自分に呪いをかけていました。
今となっては、平日は自分の時間がとれないから「休日は遊ばねば!」と焦って外に出ていたようにも思います。
その結果、脳も身体もが休まらず、寝つきも悪く、毎晩仕事の夢を見るようになり睡眠の質が落ちていきます。
元々睡眠命人間で、11時には寝て7時に起きるサイクルで5年ぐらい生きてきました。
それが転職を機に忙しすぎて帰宅が11時以降になることがほとんどになり、それでも7時に目が覚めてしまう。結果寝れてない。
忘れ物が多くなり、家を出てから2回ぐらい家に取りに戻るのがデフォルトに。
文章を理解するのに時間がかかり始める。
食事も不規則になったせいで空腹の感覚がわからなくなる。
家に帰ると意味もなく涙がポロポロ出てくる。
会社の人間関係は良好でとにかく人に恵まれていたので、なぜ泣いているのか自分でもわからない。
ただ今振り返ると分かります。
私は私自身のことを否定し続けていました。
もっと仕事早く終わらせられるようにならなきゃ…
来年はもっと大変そうは案件が待ってるから今のうちに力つけなきゃ…
もっと…もっと…
と今の自分はまだまだだと、追い込んでいました。
エンストした日
すると突然起き上がれない朝がやってきました。
相変わらず7時。日曜日なので会社は休みです。
この感覚は完全に熱がある。
その頃何故か夏にコロナが流行していたので、もしかしたらコロナ…?
とは思えない感覚。
自分メンタルきてるかも
というのは薄々感じていました。
でも今までもっと辛い場面あったのに…なんで?とここでも自分を否定してしまいます。
一向に回復する気配がないので、さすがにメンタルクリニックを受診した方が良さそうだと思い、夕方にオンライン心療内科を受診。
「適応障害ですね」と言われ目の前がぐらぐらしました。
この時はまだ薬を貰いながら仕事をする気でいました。
睡眠薬を処方します。7時間は眠ってくださいと言われたけど
今の仕事を続けながら7時間の睡眠を確保するなんて不可能でした。
どうしたらいいかわからなくなり、診断書も貰うことなく接続を切りました。
薬は一応処方されたけど、薬の受け取りをするためのネットの手続きが理解できなくて処方された薬を貰うことなく、また呆然とベッドに寝そべるだけ。
ネットには強いはずなので、今思えば手続きができないのはありえない。思考力がかなり落ちています。
適応障害かぁ〜
と分かっても何も行動できませんでした。
その日の夜も浅い眠りの中夢で仕事していました。
翌日
翌日、急にスイッチが切れてもう仕事もなにもしたくない状態になってしまい相変わらず起き上がれない。熱もまだある。
その日は祝日でしたが出勤の日。
枕元にある会社の携帯に手を伸ばし、1日休みが欲しいとチームにチャットを飛ばす。
送った瞬間もう一度寝ようかと思ったけど頭が痛すぎてそれどころじゃない。
落ち着いて考える余裕が出てきた時、
もう限界なのかもしれない
と気づき、診断書を貰って休職しようという考えに至りました。
今日診断書をもらわないと明日から仕事に行かなければならないという恐怖に突き動かされて、意を決して直接心療内科を受診しに行くことにしました。
もう一回オンライン心療内科で貰えばいいのに何故か直接貰わないと効果を発揮しないんじゃないかと思っていました。やっぱり思考・判断力が落ちています。
この日は祝日でどこもやっておらず、家から電車で10分の心療内科まで出掛けていきました。
ここでの出来事は以前話したので割愛しますがとにかく今の自分はだいぶ疲れているんだと自覚します。
そして無事診断書を貰い上司に連絡を入れて、1ヶ月休職することになります。
その後〜1ヶ月
友人にたまに外に引っ張り出してもらうひきこもり生活が始まりました。
友人に会うと元気が出て外でランチしたりできました。その場では楽しかったのに、反動で翌日もしくはその日の夜、えげつなく元気がなくなる状態になりました。
この元気がなくなるというのが厄介で、
とんでもなくネガティブになるんですよね。
○ぬ気は全くないのですが、
このまま○んだら気づいてもらうまでに何日かかるだろうとか、誰が気づくんだろうとか。
思考のループに入ると良くないので、その頃唯一ストレスなくできた、本を読むことで気を紛らわそうと、いろんなうつや適応障害の本を読みましたが
その著者たちが、ことごとく全員結婚してて
夫もしくは妻に助けられて復活しました
で締めくくってる人ばっかりだったんです。
おい、独身の著者はいないのか?一人暮らしのみんな、息してるか?
「てめぇは妻が家にいて支えてもらえるから孤独は感じずに済むんだろうな!」
「飯も自分で用意しなくても食えるんだろ!この幸せ者が!」
とか、普段怒りの感情がほぼない人間なのに(これが割と適応障害の原因だったりする)
とんでもない暴言が頭の中をめぐって、孤独とネガティブに拍車をかける始末。
でもこの状態は誰も見ていないし、見せれる人がいない。見せたくもない。
それが孤独だったんですね。
と結局本が救いにならずに、昼は調子がいいのに夜になるとネガティブが爆発するサイクルでした。
1ヶ月〜2ヶ月
休職し始めてから1ヶ月間は寝ているのに寝付けない、何回も起きる、絶対仕事の夢を見る…
など夜になると色々難ありだったのですが、2ヶ月目になると寝れる日が出てきたり、夢は毎日見るけど仕事とは関係ない夢を見始めたり、少しずつ前の生活リズムが戻ってきていました。
夜のネガティブタイムも回数が減ってきました。
読む本も適応障害やうつ関連、自己啓発本ではなく、小説を読むようになりました。
それがよかった。
でも内容はミステリーじゃないけど必ず誰か○ぬ話。
図書館で雰囲気で選んできたけど、家で読み始めたら幸せな人の話っぽくて拒否反応を示して読まないという
元気出てきたけど他人の幸せ話拒絶フェーズ
がやってきたようです。
まだ余裕がなくて疲れているようでした。
そんな中診断2ヶ月後に
結婚式に参加する
というビッグイベントが待っていました。
それまでには人の幸せを祝える人間に戻ると誓って生きてました。
2ヶ月〜復活
のんびり散歩することが板についてきて、気になった店に入って一人でランチするくらいには復活。ジムにも通えるようになってました。
そして結婚式当日。
心からお祝いする気持ちが帰ってきていました。苦手な電車にも乗れました。よかった〜
友人も多く出席していたので軽く同窓会みたいな感じで
実は適応障害になってたんだよね〜
と過去形で話せるくらいにはなっていました。
でも帰宅後腹痛と嘔吐に見舞われて
実はすっげえ頑張っていたのかもしれないということに気づく。
本当に食あたりかもしれないけど。
それが今から2週間前の話。
何をもって復活と思ったか
この2ヶ月で「頑張るが」出来なくなってからも、無意識でやってしまう
頑張らなくても時間を忘れて没頭してできてしまうことをいくつか見つけました。
さらに
もう会社員にはなりたくない
電車に乗りたくない
色々な「嫌」に気づいたら
これから自分がやるべきことが見えてきました。
いろんな過去の経験や縁が繋がって、自分の心が向いたことを見つけたら
世界が変わって見えました
長かった1日が6時間くらいに感じるようになりました
でも、やりたいことを見つけたから復活したということが言いたいのではなくて
ちょうど昨日
久しぶりに仕事をしてる夢を見ました
でも朝目覚めた時に
あの経験があったから今がある
って思えたからです。
私は一歩前に進めたんだなと思いました。
これからまた無意識に頑張りすぎてお腹下して吐くかもしれないけど
それも含めて自分の要素だと思って、吐きながら、前に進む(前に進むと踏むから後ろに吐きたい)
過去をちゃんと過去にできたので
私は復活しました
というわけでクソ長い文章書いてすみません。
今辛い状況にいてこの文章を読んでくれている方。特に一人暮らしの人。
一人で鬱々とするのどえらい辛さあるよね。
「大丈夫だよ」って言ってくれる人が欲しいよね。
だから私が言ってあげる
大丈夫だよ
それでも大丈夫じゃないって思うなら
元彼に「ただ大丈夫だよって言って欲しい」って言ったら、返事が別れ話だった私の大丈夫じゃない話してあげるから。
今大丈夫じゃない自分を許してあげて
ちゃーんと、過去にできるから。
大丈夫。











