タイのバスは8〜20BHT(32〜84円)で乗れるらしい。
…でも乗り方がわからん。どこに行くんやこのバスは。
タイはバイクタクシーや電車が使いやすいので移動に困ることはないのですが、観光地は絶妙に駅が遠かったりするので電車→タクシー移動がよくあるパターン。
日本に比べると安いので乗りまくってたら気がつけば出費がまあまあかさんできたのでずっと見て見ぬフリをしていたローカルバスにチャレンジしてみました。
一度乗り始めたらもうバス以外は考えられない。
路線の探し方から下車まで順を追って説明します!
路線をGoogleMapで探す
GoogleMapを開いて、自分が乗るバス停のアイコンをタップします。
赤い丸で囲った青のバスアイコンがバス停です。
するとそのバス停に停車するバスの路線が到着時間順に表示されます。
だいたい最初の3-35ではなく()の中に書かれている数字がバスに書いてあります。
任意の路線をタップすると
このようにそのバスがどこを走るのか表示されるので、自分が行きたいエリアに行くバスをひたすらタップして探します。ない場合は角を曲がった先など、近くの違うバス停もタップしてみます。
この時自分が降りるバス停の名前もバス乗車する時に必要になる場合があるので覚えておきます。
バスの種類
バスの系統番号()の中のアルファベットはバスの種類を表していて
EV:エアコン付き新しいバス
AC:エアコン付き古いバス
REG:エアコンなしバス
となっています。ちなみにEVのバスはめちゃくちゃ寒いです。
バスによって同じ距離でも価格設定が違います。
EV:エアコン付き新しいバス
明らかに新しい青色のバスです。
このバスは乗る時に降りる駅を行って先に料金を支払います。
次降りる駅を教えてくれるモニターがないので、降りるのが少し難易度高いですが、優しいバスの案内員の方だとがここだよって教えてくれます。
とにかくエアコンが効きすぎて寒いです。ただ渋滞時など長距離長時間バスに乗るならば、熱中症対策にもエアコンつきのバスがいいと思います。
30分ぐらいの距離なら20BHT(84円)で乗れます。
AC:エアコン付き古いバス
EVのバスと比べて少し年季が入っているオレンジのバス。
EVと同じで乗車する時に降りる駅を言って料金を支払います。
30分の距離で18BHT(76円)でした。
エアコンは少し弱めなので長く快適に乗れます。
次の駅を表示してくれるモニターがある車両とない車両があります。
REG:エアコンなしバス
窓が開いている赤いバスです。
このバスは乗車する時に降りる駅を言う必要なくて、どこへ行くにも一律8BHT(32円)です。
次の駅を表示するモニターがついています。(たまに電源入ってない時があります…)
走ってる時はいいのですが、渋滞時など流れが悪いときはかなり暑いです。
ただ一律8BHTなのでかなり安いです。
降りる駅を言う必要もないのでとりあえず乗れます。
乗車する時
バスはこちらから乗る合図をしないと止まってくれません。
バスが近づいたら腕をななめ下に出して手をひらひらさせます。
これといって決まりはないのでとりあえずバスの運転手に伝わればOKです。
手を上げて合図する人もいます。
乗り込んだ瞬間にドア閉める前に発進することがあるのですぐ手すりに掴みましょう。
乗車後
2人席でも隣があいていれば座りましょう。…というより座るように促されます。
全員乗車して発進したら乗務員さんが近くまでやってきて集金に来ます。
エアコンつきのバスは料金を支払う時に降りる駅を言います。英語ができない乗務員さんがほとんどなので発音が伝わらなかったらGoogleMapで降りる駅を表示して見せます。
すると料金を言われるのですが、タイ語なので難しいです。
8BHT→ペー バッ
10BHT→シッ バッ
18BHT→シッ ぺー バッ
20BHT→イーシッ バッ
なんとなく値段を表すタイ語はこう聞こえます。分からなければエアコン付きの場合とりあえず20BHT渡してみます。
エアコンありバスはこんな感じのレシートがもらえます。
降りるまで一応すぐ出せるとこに入れていきましょう。
乗車中
モニターの次の駅のアナウンスは正確ではない時があります。
乗務員さんも次の駅を口頭でアナウンスしてくれる場合がありますが、タイ語なので難しいです。
そんな時の私たちの味方はGoogleMap。
現在地とバス停までの距離をリアルタイムで確認しながら、近づいたら降りる準備をします。
優しい乗務員さんはアイコンタクトで「ここやで!」って合図してくれます。
降車時
乗車時と同様、降りる時も合図しなければいけません。
まずはバスが動いてようが出口まで歩いていきます。そのタイミングでブザーを押します。
あとはドアの前で待つだけ。
日本みたいに止まってから立ち上がるのは遅いです。
かなり揺れる中移動するのは危険ですが、それがルールなようです。
たまに乗務員さんが代わりにブザーを押してくれる時もあります。
バスが止まって速やかに下車。
チケットを返却したりとか、下車時にすることはありません。ただ降りるだけ。
MISSION COMPLETE!
まとめ
バスを駆使できればかなり交通費を節約できます。ただし渋滞時などは到着するまでの時間が読めないので、時間に追われている時はバイクタクシーか電車をおすすめします。
時間に余裕がある時に利用してみてくださいね!
では!