工具を使ってバイクを分解するのはまだちょっと…というライダーのために、必要最低限できる、でも大切なメンテナンスを紹介します。
自分ではできずとも定期的にバイク屋さんに対応してもらった方がいいメンテナンスも後半に紹介していますので、愛車に長く大切に乗るために定期的にメンテナンスしてあげましょう!
自分でメンテ
チェーンの清掃と注油
一般的なチェーンの寿命は3年だと言われていますが、ちゃんとメンテしないと1年で錆びてダメになってしまうこともあるそうです。
できれば走行後毎回清掃するのが良いらしいのですが、それはめんどくさい時もあると思うので雨の日に走った後や長い距離を走った後は必ず清掃するようにします。
清掃に必要なものは
- チェーンクリーナー(汚れを落とすスプレー)
- チェーンルブ(清掃後にさす油)
- ブラシ(汚れこすり用)
- ウエス(拭き取る布)
です。
チェーンルブはシールチェーン対応のものとノンシールチェーン用の2種類の油があるようなので自分のバイクがどちらなのか確認してから購入しましょう。
ちなみにシールチェーン対応のものを購入しておけば、ノンシールチェーンのものにも使用できます。
具体的なメンテ方法はこちら
バッテリーチェック
バッテリーの寿命は3〜5年。
バッテリーがあがってしまうとエンジンが掛けられなくなったり、電装品のUSBポートや、ヘッドライトが暗くなったり、電気系統が使えなくなってしまいます。
エンジンのかかりが悪かったり、ヘッドライトが暗くなるもしくは安定しない等乗ってて「あれ?」と思うところに異変が出ていないかしっかりチェックしましょう。
電圧をチェックできるサーキットテスターというものがあり、自分で電圧を測ることもできますが少し難易度が高めなので、あれ?と思ったら購入したバイク店などで見てもらいましょう。
タイヤのチェック
空気が抜けていると燃費が悪くなりバイクに負担がかかるのでガソリンスタンドでこまめにチェックします。
空気入れもできるので、ガソリンスタンドに立ち寄った際は月1回目安で空気圧をチェックしましょう。
タイヤの近くのフレームあたりに貼ってあるステッカーに、適正空気圧が記載されているのでその空気圧になるように空気を入れます。
自分でやるところもあれば、店員さんがやってくれるガソリンスタンドもあるそうです。
バイク屋に頼むメンテ
エンジンオイルの交換
エンジンオイルとはいわばバイクの血液。長くバイク乗ることで細かい汚れを吸着し、少しずつオイルは黒く変色していきます。
交換の目安は3000kmに一回です。
バイクによって適切な粘度のオイルがあります。上級者は自分で交換する人もいますが、初心者ライダーなら、まずはバイク屋さんに相談したほうが間違い無いです。
ブレーキパッドの交換
ブレーキパッドとは、タイヤのホイールと一緒に回るブレーキローターというものを挟み込むことで、タイヤを止める仕組みになっている、ディスクブレーキに使用されているパッドです。
パッドで挟んだ摩擦でタイヤの動きを止めているので、使っていくとすり減っていきます。
交換の目安は5000km〜10000km。
その走行距離に達していなくても、走り方や走った場所によっては目安よりも速く交換が必要な場合があるので、パッドの厚みやブレーキの感覚、音から交換するかどうかを判断します。
パッドの厚さが3mmになっていたりブレーキをかけた時に異音がした場合は早急に交換が必要です。
上級者は自分でも交換できるようですが、工具を使用して分解する必要があるので、慣れないうつはバイク屋さんに頼んだ方が安心です。
まとめ
自分でメンテナンスやカスタマイズができるようになれたらかっこいいなぁ…
できるようになればよりバイクを深く知ることができるようになるし、憧れますよね…
でも私みたいなボルトを外したり、分解したりするのはまだちょっと…という方は分解しなくてもできるセルフメンテから始めて、バイクの仕組みを少しづつ理解していけたらいいのではないでしょうか。
千里の道も一歩から!
少しづつバイクのことを知っていきましよう!
では!