こんにちは!
ソロでシンガポール1周ツーリングを2024年7月に達成しました、かぜぱです!
今回はシンガポールでバイクに乗ってみたい方に向けて、1周どう回ったら楽しめるか、私が実際に走ったモデルコースをご紹介します。
バイクをレンタルする方法については別記事で紹介しているのでそちらをご覧ください!
所要時間と距離
シンガポールは小さい国なので半日で1周できてしまいます。
走行距離でいうと120〜150kmくらい。
兵庫県の淡路島を1周する「アワイチ」と同じくらいの距離です。
観光しながら走ることで1日でいろんなシンガポールの側面が見れて楽しいツーリングになること間違いなしです!
今回私が走ったコースはこちら。
左下らへん走れてないじゃんと思った方。
この空白エリアに宿泊していた友人の家があるので明確にスタート地点を明記できず、こんな感じでやんわり1周みたいなマップになっておりますが実際は走っています。
朝はホーカーでカヤトースト
シンガポールには「ホーカー」という屋台が集まったフードコートが多数存在します。
私は6:30からオープンしているSenja Hawker Centreというところでシンガポールの定番朝食「カヤトースト」を食べました。
先ほどのマップのSTARTと書いてある地点です。
バイクを止められる場所もあるのでアクセスしやすいです。
甘いなにかが挟まったトーストと、温泉玉子2個、甘めのコーヒーがセットで4ドルくらい。
重すぎずちょうどいい朝食でした
Sungei Buloh Wetland Reserve/Kranji Coastal Nature Parkで自然を感じる
なぜかこのスポットには名前が2つあったので両方掲載しました。
スタート地点から赤い線を辿った先にある、大きな湿地帯の公園です。なんと入場無料。
駐車場も無料です。すごい。
公園の中はこのようにハイキングコース化されていて徒歩で巡ります。
かなり大きいのでどこまで行くかは自分の体力と時間次第といったところでしょうか。
ちなみに私は赤いコースだけ歩いて折り返してきました。
歩くとグラグラ揺れる吊り橋や…
シンガポールのビル群が見えるEagle Pointなど…
運が良ければ野生のワニも見れるようです(私は見れませんでしたが…)
野鳥も多く棲息しており、バードウォッチングされている方も多くいました。
シンガポール中心部のビル群とは打って変わって、バイクで30分くらい走るだけでマングローブに囲まれた大自然を感じることができます。
シンガポール…面白い国だな…
ここでの滞在時間は1時間ほどでしょうか。
コンビニがないので水分は多めに持っていきましょう。
▼駐車場のGoogleMap(無料)
マレーシアとの国境近くを走る
先ほどの公園に行く際にも発見できるものなのですが、なんと、シンガポールには
撮影禁止の道路が多数存在します
こんな感じで30m間隔で撮影禁止の看板が建てられている道がシンガポール北部には多々あります。
理由は軍用基地があるから。
というか北部はほとんどこの看板が建てられていて撮影できないところだらけ。
最初の方にお見せしたマップの青いラインを走るのですが、ほとんど撮影できていません。
モトブロガー泣かせです。
ただ、ネットでは見れない景色をこの目で見れたのは実際に足を運んだ特権と言いますか…特別感がありました。
日本にはないミリタリーな雰囲気の中をバイクで爆走できたので個人的には面白かったです。
マレーシアの国境が近づくと車通りが多くなり、ガソリンスタンドもあるのでガソリンが怪しくなってきた方はそこで補給することができます。
ただ1周150kmしかないので私は途中でガソリン補給することなく1日走り切ることができました。
あとこの道、海沿いなので海風を感じながら走れるかな…と期待していたら
ゴリゴリのフェンスで囲われていて海全く見えませんでした
海が見えるのは南部だけのようです。
Changi Village/ Changi Point Waterfront Parkでランチ
北部をずっと海沿いに走っていくとチャンギ空港が見えてきます。
このChangi Villageは観光地化されていて、ローカルなホーカー飯が食べられたり、隣のウビン島までフェリーで行けたりします。
休憩地としては最高の場所です。
私はここでチキンカツがのったラーメンを食べました。
なんと4ドル。安い。
カレー風味のようななんか味噌のような…とにかくめちゃくちゃ美味かった…!
ここにキンキンに冷えたパイナップルジュースもつけて、体力満タンに回復。
実はここでご飯を食べる前にウビン島までフェリーで行ってみたのですが、自転車で島内回らないと観光できなかったのと、空腹と暑さで若干熱中症気味になってしまったのもあり、満身創痍になっておりました。
バイクツーリングで来てる場合はウビン島は行かなくてもいいかなぁという感想です。
体力持っていかれます。
チャンギ国際空港の裏の直線道路を爆走
Changi Villageで休憩した後はとにかく走るのを楽しむ時間。
このマップのオレンジの道を走ります。
走り始めてすぐのコの字になっている道がとにかく平坦&直線で気がついたらえげつないスピードが出てしまいます。
なーーーんにもない先が見えない超直線。
ここの制限速度は70km/h。
150ccなのでスピードに限界はありましたがとにかく自分が風になった気持ちになれるゲシュタルト崩壊道。
ここはかなりテンション上がりました。交通量も少ないですし、走ってる感を味わえます。
シンガポール中心街を走る
ここからがシンガポール1周の大トロ部分。
シンガポールの名所を一気に通ります。ECPという道路を東から西へ爆走していると…
こんな良い道が現れます。
まずはマリーナベイサンズとガーデンバイザベイ。
マリーナベイサンズの真下を通ったら右折で折り返してまた東から西に一つ内陸側の道を走ります。(Nicoll Highway/Esplanade Drという道)
すると…
マーライオンの頭頂部が右側に見えます。(思ったより小さい)
この道路、なんと2024年9月22日に開催されたF1レースで使われている道です。
F1レーサー気分で走ります。
それにしてもいい道。
改めて、夜走るのもかなりおすすめです。
【GOAL】West Coast Park
マーライオン公園の道からそのままずっと西に進むとWest Coast Parkが見えてきます。
ここはマクドナルドがあったり、芝生や遊具があったり、憩いの場的な場所になっています。
少し休憩したいタイミングでちょうど現れてくれた公園でした。
シンガポールの中心街へもすぐ戻れるのでここで休憩して市街地の中を走るもよし、残りの西半分を走るもよし、ここからどれくらい体力と時間が余ってるかでツーリングプランを調整できます。
私は汗をかきすぎたのと、携帯の充電がなくなったので一旦帰ることを選択しましたが、また夜出直せば良かったなとも思いました。
シンガポールの夜景はとにかくクールです。かっこええ。
まとめ
実は朝大雨が降っていた関係でスタートが遅く、11時頃にホーカーで朝食を食べて出発しました。
にもかかわらず17時頃にはシンガポール中心街に戻って来れていたので、かなり短時間でぎゅっと楽しめると思います。
ただ注意してほしいことは熱中症対策です。
シンガポールは赤道直下で常夏です。私の体感としては日本の夏の方が暑くて辛いですが、気温30度くらい常にありますので水分補給と食事をちゃんととることを意識した方がいいです。
特に北側はコンビニやカフェがなく工業、軍事地帯になるので休憩できるスポットがありません。
途中で買う前提よりもある程度水分を積載した状態で走り始めることをおすすめします!
色々注意する点はありますが、半日で田舎と都会を楽しめるような面白いツーリングになりました!
撮影禁止の道もぜひ気になる方はその目で確かめに行ってみてください。
では!