【タイ日記】かぜぱタイに行く

【第2話】かぜぱタイに行く|最初に出来た友達は犬。ニューハーフショーで盛り上がる禁酒日のバンコク

タイ犬はマイペース

サイアム駅でぶらぶら

10時頃電車でサイアム駅に到着。

朝のBTSは観光客と通勤客で扉が開いたら降りる人のために一旦外に出なきゃいけないレベルで混んでました。

毎回切符買うのめんどくさいし明日も電車使うのでラビットカードというチャージ型のICカードを窓口で200バーツで購入しました。内訳は100バーツデポジットで、100バーツチャージ。これで券売機に行かなくて済むようになったかと思いきやチャージは窓口でしなきゃいけないらしく結局めんどくさいやん。という話。笑

チャージ専用の端末作ってくれい。

駅に到着してまずはサイアムセンターというショッピングモールへ。

昨日の夜ケーキセットのおかげで夕飯を食べ損ねたのと朝ごはんをまだ食べていないので、とにかく何かを食べたいかぜぱ。

ファッションフロア多めのサイアムセンターを早歩きで回り、知らぬ間にサイアムスクエアという向かい側のエリアに来ていました。

謎の麺を食す

最初はガパオライスが食べたかったのですが、日本料理や韓国料理の店ばっかりで全然タイ料理が見つからず…

観光客向けのエリアでは意外とタイのものがない印象。

そんな中突如現れた名前が読めないご飯屋さん。

中を見てみると現地の人が何人か食事していて、価格も100バーツ以下のものが多かったのでここだと思い入店。

初めてのタイの食事に選ばれたのはこちら。

いわぁうぉ

でございます。

何て読むんこの店。

結局ガパオライスがなかったので、アイスコーヒーとセットで120バーツぐらいのチキンカツが上に乗った何かを注文しました。

ちなみにチキンカツの下は麺でした。

ほうれんそうみたいにパクチーらしきものが入ってます。

何か知らんけどうまい。

でもちょっと辛い。

そしてコーヒーはココアっぽい独特な味で甘い。

でも何か知らんけどうまい。

食が合わないと今後色々辛いのでまあ幸先いいスタート。

ごちそうさまでした!

MBKセンターで日本の危機感を感じる

いわゆるここは偽物やら怪しいブランド品やらが売られていて、値引き交渉必須のトレードセンター的な場所。

とにかくでかい建物でフードコートもあり、映画館もあり、いろんな楽しみ方ができそう。

正直そんなに欲しくもない安かろう悪かろうなもので交渉するのはめんどくさいので、こういうマーケット的なのは好きではないのですがその国の雰囲気を感じるにはうってつけです。

以前北京に行った時にこのような市場にいくつか行ったのですが、英語はカタコトだしあまり話通じないけどまあ押しと勢いが強くて。パッションで売ってる感じでした。

でもタイの観光地で働く人のおそらくほとんどは全員日常会話レベルで英語ができるのではないかと。

大声で呼び込んだりもせず謙虚な雰囲気を持ちながらもちゃんと英語で売り込んでくる。

この後別の市場にも行ったのですがそこも同様押し売りはしないけどきっちりした英語で交渉してきます。

欧米の観光客がめちゃめちゃ多いのも頷ける。

なんかさっきの謎麺の話とは打って変わって真面目な話になっちゃいましたが、タイの人たちは謙虚さがありながらも出るとこ出てくる、そして英語ができる。

日本って例えばスカイツリーとか浅草とか行ったとしてほとんどの店員が余裕で日常会話できるレベルの英語できるかといったらそうじゃないですよね…?

英語でウワァーこられたら焦りますよね?笑

タイの人は動じないですね。

なんか独特な品を感じる。すごい。

タイ、今後エグい発展するだろうなぁと思った真面目な話でした。

至る所でティーンエイジャーがバンド演奏してる

サイアムパラゴン前、サイアムセンター内などショッピングセンターの少し広くなっているところに音響機材が置かれていたのでなんだろうと思っていたら、時間区切りで高校生ぐらいの子達が入れ替わりで曲を披露していました。

路上ライブじゃないんですよ。

ちゃんと場所が設けられているところで看板も出さずにさくっとライブしてるんですよ。

これって私的にかなり衝撃で、3連休の中日だからなのかは分からないですが、たくさん外国人が集まるところで積極的に若者がチャレンジする機会を設けている方針がかなり刺さりました。

タイ語の歌、結構良かったです。

BTSのジミンみたいな男の子がボーカルのバンドが良かった。ささやかに応援するぜ!

サパーンタクシン駅へ移動

17時からアジアティークザリバーフロントというナイトマーケットへ行くためになぜか15時に駅に到着したかぜぱ。

そう、とにかく暇なのである。笑

なんかないかなぁ〜という思いで本来ならサパーンタクシン駅から無料のフェリーで5分かけてマーケットまで移動するのですが、なんせ暇なので徒歩で街ぶらしながら向かおうと思います。

駅からアジアティークまで一本道なのですが、あまり人が通らないのでしょうか、中盤までは新しめのカフェがちらほらあるだけでバンコク中心部に比べるとローカル感があります。

犬が落ちてました(かわいい)

Adopo kafeできゃわすぎるフレブルに出会う

Adopo kafeというサパーンタクシン駅からアジアティークに向かうまでの道のりにあるカフェなのですが、暑くて少し冷たいもん飲みたいな〜と思った時にちょうどいい立地にあったので勢いで入りました。

英語対応してるので入りやすいです。

入ったらベンチにフレンチブルドックが寝そべってました。かわいい。

ストロベリーヨーグルトスムージーを95バーツ(380円)で注文してると後ろから私のおオケツにタッチしてくる。笑

やり手だなお主…

名前を聞くと

クヮァクヮァ(♀)

だそうです。

たぶんKhuaKhuaなのかな。発音ムズすぎて反応してくれない。笑

スムージーを受け取って、奥のテーブルで一休みしようと座ったら

クヮァクヮァの監視下に置かれていました。笑

そしてピント持って行かれた。笑

この後のマップを確認するために一旦クヮァクヮァを放置すると、膝の上に手を置いてくる…

こ…こいつ…分かってやがる…

タイに来て初めてこんなに誰かと会話したかもしれません。(というか一方的に私が喋ってるだけ)

とにかく後ろ髪ひかれまくりながらお店を後にしました。

クヮァクヮァも店の扉までお見送りしてくれてまた絶対来ようと思いました。

今リンク先のインスタ確認したら写真載せられてました!

また揉まれにいく

3時にサパーンタクシンに着いて現在16時半。

1日中歩いててそろそろ疲れてきた…

そんな時はそうだ!

タイマッサージを受けよう!ニヤァ

ということで、ちょうどここらへんの地域は激安タイマッサージ店の激戦区らしく確かに単価が安いところが多いです。

というわけで今回はこちら!

Nuad Deeマッサージです。

日本語は対応してないですがちょこっと英語、身振り手振りで行けます。

1時間150バーツとなってますが16時前までは120バーツでした。

観光客が集まってくる時間に合わせて値段を変えてるようですね。戻ってきたら看板が変わってました。

「1person、タイマッサージ、1hoour」と言ったら

オーナーなのか一人だけ制服を着ていないデニムの肝っ玉母さんみたいな女の人が

OKちょっとこっちきてズボン履き替えてと言われてトイレに案内されました。

そのトイレが床ビシャビシャ。笑

スリッパがなかったのでみんな素足でトイレしとんかと思い、とりあえず靴下を脱いで足裏ビチャビチャで着替えます。

着替え終わったら、昨日とは打って変わって路面の窓ガラスから丸見えでカーテンの仕切りも無いベットに案内されました。開放的ィ(?)

湿布の匂いがするクリームを擦り込まれながら昨日と大体同じ流れで揉まれていきます。

強さと痛さは昨日の方がありました。

昨日よりペース早いな…と思っていたら最後お母さんが長座で自分のお腹にクッション置いておいで〜と言われて、お母さん座椅子状態。(伝われ〜)

その状態で肩と首をマッサージしてくれます。

なんだこの母の愛スタイルマッサージは。

これはこれでええな

それで時間が余ってるのか優しめの頭皮マッサージが時間まで延々と続く…

側から見たら(体感も)ただ母に頭ヨシヨシされ続けている感じ。

苦しゅうない。

タイマッサージというか母の愛マッサージだった。

施術終わって着替えるためにトイレ行ったら

おい、サンダルあるやんけ

足裏びちゃびちゃリターンズは避けれました。

お会計のとき何を思ったのか看板では150バーツ(600円)だったのに170バーツだと勘違いしてて、さっと170バーツ(680円)渡してお母さんにコップンカーして店を出ました。

写真見返して多く払ってることに気づいたけどまあいいや。

お母さんに20バーツチップしとこ。

それにしても安いな。

ようわからん夕食

そこから3分くらい歩いたところに屋外で食べれるタイ感のある飲食店があったのでメニューを見ていたら細身の少年がすぐ出てきて声をかけてきました。

「ガパオライス食べたいんだけどある?」と英語で聞いたら

ちょっと待ってて、確認してくる〜って言ってもう一人の少年も連れて戻ってきた。

連れてこられた少年が「これがガパオっぽいやつだよ」と教えてくれたやつはどう考えてもガパオライスというよりかは普通の鳥肉が上に乗った炒飯っぽいけど、まあガパオチャンスなんていつでもまたあると思って、今日はもうそのおすすめにすることにしました。

ちなみに160バーツ(640円)

まあこの後行くアジアティークの中で食べること考えたら安くついてる方だと思うのでこれでよし。

しかしまあその少年たちも英語が上手なこと…

お店はこんな感じ。

なんかタイっぽいと思ったので屋外で食べることにしました。

おそらく右のタレみたいなものをかけて食べるんですが、ちょろっと舐めた時に

酸っぱさと甘さで口が

んにゃぁぁぁ

ってなったのでかけずに食べることにしました。

うまい!でもめちゃ辛い!

ハエとんでてめっちゃ腕に当たってくるけど、食材に止まるくらいなら腕に止まっとけ!という気持ちでもう気にならなくなりました。

日本だったらウワァァァってなってるだろうに。

環境って怖い。笑

ごちそうさまでしたコップンカー。

会計する時に、また別の少年に160バーツだよね?と聞いたら頷いたので現金ごそごそ用意してたら、さっきのガパオもどきおすすめ少年が小さいメモを持ってきて、120って文字にアンダーバーがひかれてたのでなんか120でいいことになりました。

ありがとうガパオ少年。480円でご飯食べれた。

アジアティークザリバーフロント到着

そこから徒歩5分くらいのところにでっかいナイトマーケット「アジアティークザリバーフロント」があります。

観覧車もあってなんか栄えてる感。

今回の目的はナイトマーケットではなくカリプソキャバレーというニューハーフショーを見ること。

Klookというサイトで前日にチケットを購入していたので窓口で予約完了画面を見せるだけでチケットがもらえます。

ショースタート30分前から会場に入れるのですが、開場まで1時間ぐらい時間があるのでぶらぶらすることにします。

ここもMBKセンターみたいに値切ってナンボみたいなマーケットです。

ペラペラのムエタイのパンツやかわいいサンダルとか少し気になるものはありましたが、いまいち欲しい!と思えるものがなかったのでちょっと店員と喋って、とにかくぶらぶらするだけ。

年配の方から若い子まで…みんなどこで英語勉強したんや?

「タイ 英語力」で検索したら

日本と比較してもかなり早めに英語教育を受けていますが、じつは英語能力が高いわけではありません。2023年のEF英語能力指数(EF EPI)でタイは全113か国中101位という低い成績になっています。

guidancejobs.jp

いや絶対嘘。

私が偶然英語話せる人にしか会ってないだけ?

カリプソキャバレー鑑賞

開場時間になったので劇場に入ると

エッッッッロ(褒めてる)

全席指定なので決まった椅子に案内されます。

前日予約だったのでわりと後ろの方ですね。早めに予約すればするほど前の方の席になるそうです。

ここに出てくるCalypsoGirlsは全員元男性。

でもめちゃくちゃ綺麗だし、意味わからんくらいスタイル良い。

毎日2ショー公演してこれだけお客さん入れれるなんて、タイの文化としてかなり確立されているなぁと感じます。

ただ構成や見せ方に関しては若干時代を感じるというか、内容はどの頻度でアップデートされているのか気になったところ…

これだけの設備と箱があるのに少しもったいない構成が多かったです。

ここに誰か前衛的な演出家と振付師が関わったらチケット1回1万円くらいはとれるようなショーになると思います…(今は公演時間1時間15分で3000円〜4000円くらい)

ニューハーフ市場のエンタメは化ける要素しかない。

個人的に演者のパッションを感じられてめちゃめちゃハッピーになれたショーだったので

ちょ、誰か、頼むぞ。笑

余韻に浸りながら帰る

ショーが終わったら21時を過ぎていました。

今日は禁酒日。レストランでお酒を飲めないので、さっさと帰ることにします。

行きはスルーした無料フェリーに乗ってサパーンタクシン駅まで戻ってのんびりBTSに揺られて帰りました。

今日はタイの可能性を見たというか、日本人として、人として色々発見があった日でした。

そして犬がかわいかった。

さっき紹介した犬たち以外にも2、3匹見かけましたが、全員足投げ出して寝てました。笑

緊張感ゼロ。

いいね、タイ。好きだわ。

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KAZEPA
1994年名古屋生まれ横浜育ち大阪在住。 3歳からダンスと共に育ち、中高バレーボール部、大学は体育学部でアクティブに過ごす。デザインしたり映像制作したりキックボクシングしたり、とにかく多趣味。 将来の目標はかっこいいババァになること。