【タイ日記】かぜぱタイに行く

【第6話】かぜぱタイに行く|熱中症ギリギリ!王宮と伝統芸能KHON鑑賞。

タイ旅行といえば、寺院。

緻密なデザインと繊細な作業ですべて手作業で作られた忍耐の賜物芸術作品たち。

遠くから見ても美しいし、近くで見てもなお美しい。

間違いなく今回のタイ旅で一番感動したスポットです。

それではいってみよー!

ワット・ポーへ

王宮周辺は有名な寺院が3つあります。

「ワット・ポー」「ワット・プラ・ケオ」「ワット・アルン」

の3つなのですが、大体みなさん1日でこの3ヶ所をぐるっと回るそうなので私もそのプランで行こうと、まずはワット・ポーから行くことにしました。(先に結果だけ言うとワット・アルンは行けませんでした…)

電車(MRT)のサナームチャイ駅で降りて5分くらい歩くとワットポーの入り口があります。

入場料は200バーツ。(800円くらい)

赤と紺と金を基調にした建物です。

1788年にラマ1世によって建てられたバンコク最古の寺院。

タイマッサージの総本山で、寺院の中にタイマッサージを受けられる場所があります。

平日だからか12時にも関わらずあまり人がいない印象。

視覚的な芸術に目がないかぜぱ。

入った瞬間からずっと小声で

やっば…すっご…なにこれ…

と連呼してました。

金の部分や模様部分が全て小さな石やタイルのようなものが敷き詰められていてデザインされています。

色味もなかなか見ない配色だけど全体がまとまっているような、「タイらしさ」を感じます。

この三角錐の建物(4基)は歴代国王の遺骨が収められているようです。それぞれ少しずつ色味が違って個性があります。標準カメラじゃ画角に収まりきらない…

さらに奥へ行くと、有名な寝釈迦仏がいらっしゃる建物へ。

このエリアだけ大混雑していました。

ツアー団体もいたので、ここに直行で来てるのかもしれませんね。

カメラに収まりきらない大きさ。

とにかく人が多く、流れが悪いので、かなり覚悟して入りました。(あと汗臭い)

足元から失礼しますショット。

大寝釈迦仏ももちろんすごいのですが、そこを囲う壁画たちもまあすごい。

すごいだろ…全部手書きなんだぜ…?

これが壁や天井全部に描かれてるんだぜ…

仏像の背面に回った後はみんなささっと出ていくので流れと空気が良くなるのですが、その中で思いっきり仏像に背中向けて壁を凝視する女…

はい、私です。

この絵のタッチめちゃめちゃ好き。

この壁紙とか額縁があったら買ってまうかもしれん。

…というわけで、ここまでずっと屋外でかなり暑さにやられていた私。

近くのトイレに入ったらトイレだけ冷房が効いていて、

どの建物よりも長くトイレに滞在してました。

回復した…

ワット・プラ・ケオ

ワットポーから徒歩15分ぐらい歩いたら王宮、エメラルド寺院で有名なワット・プラケオがあります。

個人的今回のメインはこちら。

写真で見てた時から建築物の美しさに興味ありまくり。

入場料はなんと500バーツ。(2000円くらい)

高っ!と思いましたがのちに、いや安っ!と思うことになります。

理由は後ほど…

入り口周辺は白を基調としたちょっとヨーロピアンな感じ。

チケットカウンターでお金を支払って、QRコードの書かれたレシートを貰います。

それを先にあるゲートでかざして入るシステム。

システム化されてんなぁ〜

中に入るとこんな感じ。真ん中の象徴的な建物を取り囲むように、「ラーマーヤナ」の話を描いた壁画が屏のようにぐるっと飾られています。

すごいだろ…これ全部手書きなんだぜ…?

しかも塀の長さ1900mあるんだぜ…?

ということは1900m全部

絵なんだぜ…?

入ってメインの建物見る前にこれが凄すぎて、ぐるっと回廊を回って見ていたら自分がどこにいるのか分からなくなって迷子になりました。

装飾どうなってんの?(褒めてる)

ワット・ポーはタイルを基調にしたマットな装飾だったのに対し、ワット・プラ・ケオは、鏡みたいな金属を埋め込んで作られていて、とにかくキラキラしてます。

でも反射して眩しっ!とはならないのでそれがすごいな…と思うポイントの一つ。

この上の写真の中は撮影不可なのですが、エメラルドでできた仏像が鎮座していて、その周りの装飾もまた桁違いに豪華。

これは百聞は一見に如かず。

絶対に失礼だからできないけど、オペラグラス持っていきたい気持ちでした。

ワット・プラ・ケオも同様、全体が屋外なのと、持っていた水が尽きたのもあって、暑さで頭がぼーっとしてきたので回廊の扇風機の前で私も

あぐらかいて鎮座。

でも冷房がないのであまり回復できないままとりあえず涼しいところ探そうということでEXITと書いてある扉を出て、なんかスムージーでも買おうと思っていたら

王宮。

そうだった、まだ見てないもんあったわ…

特に2枚目の写真の建物の装飾がめちゃめちゃツボだったのにも関わらず、完全に満身創痍。笑

近寄らずとりあえず映像に残してまたリベンジを誓うことにしました。

スムージィィィ…スムージィィィ…

タイの伝統芸能KHON

やっと本当の出口であろう場所に近づくと、満身創痍なのにも関わらず無意識に足が止まりました。

あ、コーンやん…!

見たかったやつや…

と思っていたら反対側にコーンの案内専用テントが。

いつか見に行けるようにチケットの取り方見ておこ〜と思ってテントの案内見てたら

ん?ここからシアターまで無料シャトルバス出てる…?

しかも今日は平日…ショーやってんな…

あれ、今14時…次のショータイム14:30…シャトルバスで15分で行ける…間に合う…?

え、ワット・プラ・ケオの入場チケットで無料で見れるん?!

一人で「えっ!えっ!」ってなってたらテントからお姉さんが出てきて

シャトルバスは出てすぐの赤いバスだよー!行っておいでー!って言われ…

念の為確認でこのショー見るのにいくらかかるの?と聞いてみたら

入場チケット見せたら無料だよ!チケットに料金含まれてるよ〜!と言われ。それはもう

行く

でしょう。

エンタメには目がない私。行くしかないでしょうよ。

赤いシャトルバスに乗り込む

というわけでさっきの熱中症はどこいったと言わんばかりにアドレナリンが爆発して、教えてくれたお姉さんにめちゃめちゃコップンカーしてさっそく赤いバスへ乗り込む。

結構既に人が乗ってたので運転手のお兄ちゃんに、一人だけど乗れそ?

と聞いてみたらわずかな隙間にねじこんでくれた。笑

ワット・プラ・ケオ内はまあまあ日本人いたのにこの空間には日本人ゼロ。

案内が英語か中国語しかないから見落としてる人多いかも…と思います。

私も気づかなかったし。

入場した時のQRチケットをみたら下の方に英語で「このチケットでできること」みたいなことが書いてあって、「エメラルド寺院の中に入れます」とか「王宮を見れます」とか「資料館入れます」とか書いてある下に「KHON観れます」って書いてあって、

うわ見落としてた〜!って感動してました。

その後無事出発して10分くらいバス(?)に揺られてシアターの前に着きました。

サーラーチャルームクルン劇場到着

うわ、なんかすごい劇場っぽくてワクワクする。

そして何より

冷房が効いている

HP全回復です。ありがとうございます。

2階席もあってかなり綺麗なシアター。

座席指定はないので、とにかく前で見ようと2列目の通路側の席を確保。

前に中国人の5歳ぐらいの女の子が暇そうにしてたので目が合った時に

ニーハオと言ってみたら、もじもじニーハオと返してくれました。笑

何か言いたさそうだけどもじもじして隣のお父さんにちょっかいかけててかわいい。

私の中国語の手札は「こんにちは」「ごめん」「はい」「私は日本人です」「あなたは英語を話せますか?」しかないのでとりあえず

「私は日本人です」(ウォーシーリーベンレン)とだけ言ったら

女の子が「りーべん…?」

となっていたので隣のお父さんがおそらく日本人だよ的な通訳をしてくれたので女の子が「ほえ〜…」となって終了。

私の手札はもうないのでターンエンドッ!

(英語話せるか聞けばよかった)

なんやかんやしてたらちゃんと時間通りにショーが始まりました。

会場の入りは1階席だけで3分の1ぐらいでしょうか。少なっ…

30分くらいの短いショーだった

最初はマスクしてないダンサーたちが、タイのいろんな地方をモチーフにしたダンスを披露してくれます。

タイのダンスが手首と指先に特徴がありますね〜面白い。

そして出演者はめちゃめちゃ綺麗な女の人たち。

男の人もゲイかな?という人もいたり、男性ホルモン強そうな人がいたり、タイプはまちまち。男女比は半々かな?

後半10分ぐらいでやっとマスクを被った演目が始まります。普段はもっと長いショーらしいのでその一部をチラ見せ…と言う感じの演目でした。

王宮のチケットで見れるクオリティって考えたらお値段以上すぎる体験でした。

王宮行ったら絶対観た方がいい。

しかもこの劇場は電車(MRT)のSamYot駅の近くなので、王宮からタクシーに乗らなくても帰れる。笑

というわけで3つ目の寺院ワット・アルンは断念しました。またリベンジします。

劇場周辺にガンショップ通りがある

タイは20歳以上であれば銃所持許可証の申請をすることができます。

6ヶ月以上居住している住所があることや、就職している…など条件はあるようですが、タイは銃社会です。

サーラーチャルームクルン劇場の真裏の通りがガンショップが並ぶ道です。

サバゲー経験もある私からしたらかなり興味ある界隈だったのですが、一人で入る勇気はなかったのでスルー。

興味はあるのでいつか見に行くかも。

まとめ

いや〜よく歩いた。

みなさんワット・アルンまで寺院3ヶ所回る体力あるのすごい…

それとも私の滞在時間が長すぎたのか…?

一人旅だから急な計画変更ができて行き当たりばったりな観光だったからKHONも観れたわけですし、結果的に大満足。

日本人のみなさん。

平日はワット・プラ・ケオのチケットでKHON観れます!

ぜひ観に行ってみてねー!

https://kazepa.com/gotothailand1/
ABOUT ME
KAZEPA
1994年名古屋生まれ横浜育ち大阪在住。 3歳からダンスと共に育ち、中高バレーボール部、大学は体育学部でアクティブに過ごす。デザインしたり映像制作したりキックボクシングしたり、とにかく多趣味。 将来の目標はかっこいいババァになること。