かぜぱの迷言

「気になったらとりあえずやる」10年続けてみた

気になったらとりあえずやるを10年続けてみた

あれやってみたいんだよね〜でも…

大人になると自分の本心が現れた瞬間にそれをやるべきじゃない理由を考えてしまう。

お金が…時間が…家族が…

確かに考慮すべきことは山ほどあります。

しかしブロニー・ウェアの『死ぬ瞬間の5つの後悔』(新潮社、2012年)によると、その後悔1つめは「自分に正直に生きればよかった」ということらしいです。

当時大学生だった私は、いつ死んでも後悔したくないというポリシーのもと、とにかく気になったことはやってみることにしました。それが結果的に10年続いています。

しかし、10年間挑戦した回数も多ければ、頓挫したものも数知れず。

ミニマリストみたいにトンザリストと言われても過言ではありません。

そんなトンザリストが頓挫しまくった先に残ったことはなにか。

それは

「頑張る」の枠外で夢中でできること

でした。

【趣味・一般部門】10年間の挑戦・頓挫リスト

早速ですが、10年間で趣味などに関する挑戦、頓挫した理由を紹介します。

挑戦リスト動機頓挫した理由
韓国語K-POPが好き中級になった瞬間難易度爆上がりして挫折
フランス語オリンピックで働きたかった仏検4級をとって満足。英語ができれば別にいいということに気づいた。
着ぐるみを着て踊ってみた系のインスタグラマーになる3歳からやっていたダンスでなんかやりたかった撮影がめんどくさい。
簿記3級の勉強をする就活で役立ちそうだから試験で1点足らず不合格。挫折
バレエを習うオーディションで使うと思ったから就職による転居で卒業・挫折
一眼レフカメラで写真を撮るスマホの画質に不満別に写真撮る人じゃなかった(のちにフィルムカメラで復活)
髪を金髪にするブリーチしてみたいからシンプルに似合わなかった。
テナーサックスを習う・購入かっこいいから重すぎた。個人練習できる場所がなかった
英会話教室GABAに通う海外出張を控えていたから出張を終えたら満足した
キックボクシングを習う仕事で使えるから(演者でした)転居を機に退会。でも緩く単発で行くようになる。
バイクに乗る(普通二輪免許取得・バイク購入)電車以外の手段で旅に出たかった
オフロードバイク界隈に参入道なき道を行きたくなった
車に乗る(購入)ペーパードライバーでもったいないと思ったから
筋トレ気分転換
海外に住む(タイ)面白そうビザの発給ができなかった。生活拠点は日本の方がいい。
投資コロナによる株価下落でチャンスだと思ったから
海外一人旅面白そう
PS5でゲーム(FPS)面白そうオンラインで知らない人とゲームすることが苦痛だった
Adobeを使えるようになる役立ちそう・作りたいものが作れそう

今こうしてリストアップしてみると、あの頃継続していたら今頃違う人生があったかもなぁというものがいくつか…

でも続けられなかったものは縁がなかったということでしょうがない。

【仕事部門】10年間の挑戦・頓挫リスト

挑戦リスト動機頓挫した理由
大学内でダンススクールを開くダンスでなんかやりたかった大学卒業後遠方勤務により続行不可
テーマパークエンターテイナーのオーディションを受ける就活に興味がなかった。ダンスを始めたきっかけだから目標を達成した
ブログを作る文章を書くのが好きだから収益化はできたが月1万円程度(ダラダラ続けてはいる)
映像制作(YouTubeバイク買ったしそれで動画作るか〜収益化できたが月5000円程度(ダラダラ続けてはいる)
スポーツ用品店でバイトバレー部としての経験を活かせると思ったから飽きた
イベント系の単発バイト簡単で給与がよかった飽きた
派遣で工場でバイトお小遣い稼ぎ単純作業で悟りを開いた
ゲーム会社でバイト経験を活かせそう別件で海外で仕事するチャンスをもらい転職
海外(タイ)で仕事3ヶ月面白そうビザが発給できず帰国。日本LOVE。
個人事業主としてデザインの仕事家でもできる仕事だから楽しいけどこれ一本で生活できない(継続中)
大企業で会社員会社員という働き方への憧れ不眠で心身崩壊。退職
起業色々な働き方をした結果、これしか選択肢がなくなった

と…頓挫というか行き詰まってません?

頓挫リストに乗らなかった生き残りたち

リストの頓挫した理由が空欄になっているものは、なんやかんや続いているものです。

現状5年続いているものが最長。

そしてこの生き残ったものたちの特徴は

頑張らなくてもできること

人によっては頑張らないとできないことかもしれないけど、自分は呼吸をするようにできてしまうこと。

それは実は自分の強みなのかもしれません。

私の場合は

なにかアイデアを出して作ること、デザインすること

一人でどこかへ行くこと(運転すること)

でした。

仕事で頓挫しすぎ問題

会社員・個人事業主・バイト・海外で仕事…

ある程度の働き方は一通り経験してみた結果、ことごとく頓挫。

なかなかこんなに頓挫する人はいないのではというレベルである。

そんなトンザリストに残された選択肢が

起業

実は起業に関しては10年前から周囲に言われていたことでした。

でもいまいちピンときてなくて、起こしたい事業もなくて、スルーしてました。

でもここまでいろいろやって頓挫してここに辿り着いたことで

いい加減に人の言うこと聞いて起業しろ

ということなのかもしれないと、思えてきて挑戦することにしました。

今までの頓挫がなければこの結論には至ってなかったと思います。

そして不思議なことに、ある日一人で車を運転していたとき、ふっと「これ、事業にできるかもしれない」というアイデアが降ってきました。

この自分が頑張らなくてもできることをやっている時間は

脳のデフォルト・モード・ネットワークという何もしていないときに活発に働く、空想したり、過去を振り返ったりしているときに動く脳の仕組みで、ひらめきや創造的な発想はこの状態で生まれやすいらしいです。

…それがいいアイデアかどうかは分かりませんが、また頓挫したら次の選択肢を探すだけです。

10年の中間報告

10年間数々の頓挫を乗り越えてこーんな結果を得られました!

と声高らかに言えるものでもありませんでした。

ただこれだけは言えるのが

今死んでも

あれ挑戦しとけばよかったな〜と思うものはないということです。

自分に正直に生きれているようには思います。

頓挫しながら自分に合うものを見つけていく。

お金もかかるしパワープレイの人生ですがこれはこれでありだと自分は思います。

トンザリストでも、悪くないんじゃない?

大丈夫だよ。ちゃんと過去にできるから
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ABOUT ME
カゼパ
1994年名古屋生まれ横浜育ち大阪在住 2022年11月17日普通二輪免許取得 2022年12月3日HONDA Rebel250納車 将来の目標はかっこいいババァになること。ガレージ付きの家に住みたい。最近はオフロードにハマっている。
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